OSPFの特徴

テクニカルエンジニア(ネットワーク) 平成20年度 秋期 午前 問28

OSPFの特徴

IPネットワークのルーティングプロトコルの一つであるOSPFの説明として,適切なものはどれか。

ア 経由するルータの台数に従って最短経路を動的に決定する。サブネット情報を通知できないので,小規模のネットワークに適している。

イ 自律システム間の接続に使用され,経路が変化したときだけ,その差分を送信する。

ウ 自律システム内で使用され,距離ベクトルとリンクステートの両アルゴリズムを採用したルーティングプロトコルである。

エ ネットワークをエリアと呼ぶ単位に分割し,エリア間をバックボーンで結ぶ形態を採り,回線速度などを考慮した最低コストルーティングを行うプロトコルである。

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エ

この問題に出てくる用語

EIGRP
シスコシステムズが開発した、AS内で使う拡張距離ベクトル型のルーティングプロトコル。隣接ルータから学んだ経路を、主に回線の帯域幅と遅延を組み合わせたメトリックで評価し、DUALを使ってループのない経路を計算する。
OSPF
一つの管理方針で運用されるネットワーク(AS)の内部で使うリンクステート型のルーティングプロトコルである。各ルータはエリアごとに接続情報を共有し、その区画内では回線に設定されたコストを足し合わせて最小になる経路を計算する。
OSPFエリア
OSPFでネットワークを複数に分けて管理する単位。Router-LSAなどの詳細な接続情報はエリア内だけで共有し、エリア間では境界ルータ(ABR)が宛先ネットワークへの経路情報を伝える。経路情報の量と経路計算の負担を減らすために使う。
BGP
AS(共通の経路制御方針で運用されるネットワークのまとまり)の間で経路情報を交換するルーティングプロトコル。経路情報の交換にTCPを使い、経路に付くパス属性と運用方針に基づいて経路を選ぶ。
RIP
ルータ同士が経路情報を交換するルーティングプロトコルの1つ。目的地までに経由するルータの数(ホップ数)が最も少ない経路を選ぶ距離ベクトル型で、経路情報の交換にUDPを使う。

問題文:IPA作成の問題冊子(転載PDF)

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