ICMPv6の近隣探索
ネットワークスペシャリスト 令和7年度 春期 午前Ⅱ 問12
ICMPv6の近隣探索
IPv6におけるICMPv6の近隣探索メッセージの使われ方に含まれるものはどれか。
ア IPv6アドレスが他のノードと重複していないかの検出に使われる。
イ 最終到達ノードまでのパスMTUを決定するのに使われる。
ウ ステートフルアドレス構成で使用するDHCPv6サーバのアドレスを取得するのに使われる。
エ リンクローカルアドレスのプレフィックスを取得するのに使われる。
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ア
この問題に出てくる用語
- ICMPv6
- IPv6でエラー通知や疎通確認などの制御メッセージをやり取りするプロトコルである。IPv4のICMPに相当する働きに加え、近隣探索やマルチキャストの受信者管理にも使われる。IPv6のNext Headerで示すプロトコル番号は58である。
- 近隣探索プロトコル
- IPv6で同じリンク上の機器と通信するために、アドレス解決、ルータ探索、近隣機器への到達性の確認などの手順を定めたプロトコルである。ICMPv6の5種類のメッセージを使って、問い合わせや応答、ネットワーク情報の通知などを行う。
- 重複アドレス検出
- IPv6のユニキャストアドレスを使い始める前に、同じリンク上での重複を調べる手順。近隣要請を送信し、ほかの機器から届く近隣広告や同じアドレスに対する問い合わせをもとに重複を検出する。
- DHCPv6
- IPv6のアドレスやプレフィックス、DNSサーバの情報などをサーバから配布するためのプロトコル。アドレスなどの割当てを管理するステートフルDHCPv6と、アドレス以外の設定情報だけを配るステートレスDHCPv6としての使い方がある。
- パスMTU探索
- 送信元から宛先までの経路上で、途中で分割されずに通れるパケットの最大の大きさ(パスMTU)を調べる仕組み。
- リンクローカルアドレス
- 同じリンク(ルータを越えない範囲)内での通信に使うIPアドレスである。IPv4とIPv6の両方に存在し、IPv4では169.254.0.0/16、IPv6ではfe80::/10の範囲を使う。これらのアドレスを送信元または宛先とするパケットを、ルータは別のリンクへ転送しない。
問題文:IPA公開の問題冊子(PDF)