Ethernetのタイプ値
ネットワークスペシャリスト 令和4年度 春期 午前Ⅱ 問10
Ethernetのタイプ値
IEEE 802.3のイーサネットパケットのフィールドで,IPv4とIPv6によって異なるものはどれか。
イーサネット:プリアンブル|SFD|宛先MAC|送信元MAC|タイプ|IPパケット|FCS
ア SFDの値
イ 宛先と送信元MACアドレスの長さ
ウ タイプの値
エ データの最大長
原問題の図をテキスト化しています。
正解を表示
ウ
この問題に出てくる用語
- IPv4
- 32ビットのIPアドレスを使ってネットワーク間のパケット配送を行う、IPのバージョン4である。パケットの先頭には最小20バイトのヘッダーを持ち、宛先やパケット長などの情報を用いて転送される。
- IPv6
- IPv4の後継として設計された、IPアドレスを使ってネットワーク間でパケットを届けるための通信プロトコル。アドレス長を128ビットに広げ、基本ヘッダーを40バイトの固定長にするなど、パケットの形式も見直している。
- イーサネット
- IEEE 802.3として標準化された、有線LANで最も広く使われる通信規格である。OSI基本参照モデルの物理層とデータリンク層の一部を定め、MACアドレスで宛先を示すフレームを送受信する。媒体を共有する半二重ではCSMA/CD方式で送信を制御するが、現在はスイッチと1対1でつなぐ全二重が主流である。
- FCS
- フレームの末尾に付ける誤り検出用の値。イーサネットでは4オクテットのCRC値が使われる。
- 長さ/タイプ
- イーサネットフレーム内のデータの長さ、または上位プロトコルの種類を表す2オクテットのフィールドである。値が1,500以下なら長さ、1,536以上ならタイプとして解釈する。VLANタグのない基本形では送信元アドレスの直後に置かれる。
- プリアンブル
- 送信内容を受信側が正しく読み取るための同期に使う、データに先行する既知の信号パターンである。イーサネットでは7オクテットで、その直後に開始位置を示す1オクテットのSFDが続く。
- ベーシックフレーム
- VLANタグなどの拡張を含まない、IEEE 802.3の基本的なイーサネットフレーム形式である。宛先MACアドレスからFCSまでを数えた長さは64〜1,518オクテットである。
- MACアドレス
- データリンク層でフレームの送信元や宛先を指定するアドレスである。イーサネットや無線LANでは48ビットで表し、機器の通信インタフェースや宛先のグループを識別する。
問題文:IPA公開の問題冊子(PDF)