テンペスト技術と対策

テクニカルエンジニア(ネットワーク) 平成20年度 秋期 午前 問50

テンペスト技術と対策

テンペスト技術の説明とその対策として,適切なものはどれか。

ア ディスプレイやケーブルなどから放射される電磁波を傍受し,内容を観察する技術であり,電磁波遮断が施された部屋に機器を設置することによって対抗する。

イ データ通信の途中でパケットを横取りし,内容を改ざんする技術であり,ディジタル署名による改ざん検知の仕組みを実装することによって対抗する。

ウ マクロウイルスにおいて使われる技術であり,ウイルス対策ソフトを導入し,最新の定義ファイルを適用することによって対抗する。

エ 無線LANの信号から通信内容を傍受し,解析する技術であり,通信パケットを暗号化することによって対抗する。

正解を表示

ア

この問題に出てくる用語

デジタル署名
暗号技術を用いて電子データに付ける署名。署名者の秘密鍵で作成し、対応する公開鍵で検証することで、データの改ざんの検出や署名者の確認に用いる。
テンペスト攻撃
ディスプレイやケーブルなどから漏れ出る微弱な電磁波を受信・解析し、表示内容や処理中のデータを読み取る攻撃。代表的な対策は電磁波の遮蔽である。
マルウェア
利用者に害を与える目的で作られた悪意のあるソフトウェアの総称。ほかのプログラムやファイルに寄生して増えるウイルス、単独で自己複製するワーム、無害に見せかけるトロイの木馬などが含まれる。
無線LAN
端末とネットワークの接続などに無線通信を用いるLANである。広く使われる方式はIEEE 802.11シリーズで規定され、アクセスポイントを介する構成などがある。インターネット接続そのものを意味する言葉ではない。

問題文:IPA作成の問題冊子(転載PDF)

↑